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執筆者の写真saygo

僕が想う写真の上達法


しっかりと涼しく秋、、を通り越して冬の粧も見えてきて、僕にとってはちょうど良い季節、そして大好きな季節にもなってきました。動きまわりながら撮っていると結構暑くもなってくるので夏はそういった意味でもニガテです^^;

秋は色のコントラストが楽しめて、冬は清んだ空気のおかげで余計に風景等が綺麗に見えて、外で撮るのが楽しみな時間が多くなっちゃいます。


そして、ここ数日のことですが、他の写真家さんやカメラマンさんの方から「写真を撮る時のコツ教えて」とお声がけいただくことがありました。

「●●●は撮ったことがなくて、、、」と言われて僕のところにご相談がきました。

本音を言うと、少し困ったんです。

例えば、「絞りはこの数値、SP(シャッタースピード)はこの設定、ISOは、、、」と撮影時の設定を具体的な数字を使って説明することはできます。ライティングはこっちからこうして、とライティングに関して場創りも説明できます。だけど、その通りの設定にしても、同じような場を創ったとしても僕と同じようには撮れません。

同じ場所で同時に同じ設定で同じ様に撮ったとしても、同じ風には撮れません。

なぜか?

料理で説明すると解りやすいと想います。

有名な料理家の方がレシピを公開していてそのレシピ通りに料理を作った、としても有名な料理家さんが作る料理とは同じにはならないですよね。

微妙な火加減から食材の切り方、などもあると想いますがなんといっても料理家さんの肌感覚や目で料理を追った時のタイミングで味は決まってきます。

実は昔、料理家を目指したこともあるから、「タイミング」といった感覚はすごく理解できています。そしてこの「タイミング」をしっかりと自分のものにしているかどうか、がプロとアマの大きな、本当に大きな違いであり差だと想っています。

写真も同じで、同じ場所で設定が全て同じで構図も同じだとしても、「タイミング」といった肌感覚で押すシャッターのタイミングだったり、押し方だったり、光の捉え方・扱い方だったりで違う写真になってきます。

光を捉えるタイミング、扱うタイミングといったコンマ何秒の世界でほぼすべて、写真のクオリティは確実に違ってきます。

光の捉え方・扱い方、というのはどれだけ口でご説明しても、なかなか理解ができない部分であり、この光を捉える、扱うということが感性と直結してきます。

で、この部分はもう練習でしか補えません。

料理で大根の桂剥きがダメ、と先輩や上司から言われたら帰宅時にスーパーで大根を何本も買って桂剥きの練習をしたように、人の写真を撮る機会が来ると判った場合、友達に頼んで何枚も撮らせてもらったり、宣材として花を撮る機会が来ると判った場合は1日中、公園やフラワーパークに行って花ばかり撮ったり。

僕は、これでもかっ!ってくらい練習しました。

「あーでもない、こーでもない」と独り言ばかり言いながら撮っていました。自分でもいうのもなんですが僕は自分は『練習の鬼』だと自負しています。

努力、というよりも練習は裏切らないと信じています。

好きこそ物の上手なれ、て言葉がありますが、本気で何かを上手になりたいと想う場合は、好きな気持ちだけではなく、これでもかとばかりにトコトン練習したり、打ち込んだりしないと上達しないと想っています。

上手になったと自分で想えるようになった時は、本当に心から嬉しくなるし、想わぬ形で報われもします。僕も言われればアドバイスは全然しますが、ぜひ練習に明け暮れてほしいなー、と想います。

写真て楽しいですよ^^

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